手づくり日記、趣味の話、雑記など
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お知らせです。

昨年12月、企画展『或る風景の物語』でお世話になりました東京・板橋の子猫堂さまに、常設として作品を置いていただけることになりました。

すでに昨日から店頭に並んでいるようですので、お近くの方はぜひお店にてご覧いただければと思います。
以下、今回お届けした作品をいくつかご紹介。

まず、新作の『星小窓』。
『天窓の星』のミニバージョンです。
主に小さな星座に合うかと思ったのですが、星座の大きさにかかわらずちょうど良いサイズ感に仕上がりました。

星小窓 はくちょう 表紙 ブログ用

はくちょう座。
星の部分をすべてジルコニアにしたのできらきらです。
一等星デネブを少し大きめに、青と黄色の二重星・アルビレオはそれぞれの色で。

星小窓 おひつじ 表紙 ブログ用

シンプルな形のおひつじ座。

星小窓 ふたご 黒背景 ブログ用

並んだ兄弟星がかわいらしい、ふたご座。
それからしし座も今回納品しました。

星小窓 てんびん 黒背景 ブログ用

星小窓 さそり 表紙 ブログ用

星小窓 かに 遠近 ブログ用

上からてんびん座、さそり座、かに座。
こちらはネットショップでの販売品です。
それぞれに魅力ある星座で、また後日星座語りの記事を書くかと思います。

うお座A 表紙 ブログ用

大きめの『天窓の星』、うお座。

それから、下のふたつは宮沢賢治作品からの着想です。

星めぐりの歌7 チェーンアップ ブログ用

『星めぐりの歌』

銀流・南十字 小 白背景 ブログ用

『銀流~南十字~』

『星めぐりの歌』は同名の童謡から、『銀流~南十字~』は「銀河鉄道の夜」のワンシーンからです。
銀河鉄道の夜といえば、上で紹介したはくちょう座も「アルビレオ観測所」で美しく描写されています。

みなみじゅうじ座の隣にあるのは、天の川にぽっかりあいた「石炭袋(コール・サック)」。
天体写真で見ても印象的な、南の星空の風景。

流星小 全体 ブログ用

こちらは『流星』のミニサイズ。

星小窓 はくちょう 大きさ比較 ブログ用

『天窓の星』と『星小窓』のサイズの違いはこれくらいです。
『星小窓』で1円硬貨大。

作品写真ばかりになってしまいましたが、お知らせとご紹介でした。
自分の作品がお店に並んで、どなたかのもとへ旅立つのを待っているかと思うと、作者としては嬉しいような…不思議なような。
それぞれに、良い出会いがありますように。

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【2015/02/19 19:24】 | 樹脂作品
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こんにちは。またしても前回更新時からすっかり季節が変わり、コートを引っ張り出してくる時期となりました。
とはいえ今日は、晴天のおかげかずいぶん暖かいです。

前回に引き続き、さそり座の話。

この星座は昔から南の空で目立っていたようで、いろいろな話を耳にします。
中国では四神の青龍に見立てられ、日本では釣り針に見立てて「鯛釣り星」や「魚釣り星」と呼んだ地方もあるとか。
ニュージーランドでは、この天の釣り針で天地創造の神がニュージーランドの島を釣り上げた、という神話があるそうです。

星空にあってなにかと話題の多い「天の釣り針」ことさそり座ですが、今回は宮沢賢治の作品。
既知の部分はさらっと流してやってください。

さそりB 黒背景
『天窓の星』・さそり座。


宮沢賢治の作品に登場するさそりたち、なかでも『銀河鉄道の夜』の「蠍の火」は名シーンです。

宮沢賢治の作品にはたくさんさそり座の姿が描かれ、詩や歌も含めると数えきれないほどですが、個人的には『銀河鉄道の夜』と『双子の星』での描かれ方の違いっぷりが興味深いです。

『銀河鉄道の夜』で語られる蠍は、「みんなの幸」のために身を捧げる清廉な印象。
しかし一方で『双子の星』では、嫌みな性格で、くだらないことから大烏(からす座?)と大げんかしたあげく双方瀕死の重傷を負い、双子の童子に迷惑をかけてしょんぼり…というキャラクターに描かれています。
この対比はおもしろいですね。

「どうか神さま。私の心をごらんください。こんなにむなしく命をすてず、どうかこの次には、まことのみんなの幸のために私のからだをおつかいください」(銀河鉄道の夜)
「少し水をのんでやろうかな。はてな、どうもこの水は変に土臭いぞ。どこかのまっ黒な馬鹿ァが頭をつっ込んだとみえる。えい。しかたない。我慢してやれ」(双子の星)

宮沢賢治のさそり座は、物語によって与えられる役柄がずいぶん違うようです。

さそり座の話題は興味深いものが豊富にありますが、際限なく書いてしまいそうなのでいったんここまでにします。
読んでくださった方、ありがとうございました。

【2014/11/06 17:34】 | 樹脂作品
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制作の合間にブログ更新。
今日は“天の釣り針”のご紹介です。


さそり座Ⅳ 表紙



夏の南天にS字を描くさそり座。
真っ赤な一等星アンタレスを中心に、見事な姿をかかげています。

ギリシャ神話ではそんなに詳細なエピソードはなく、乱暴者のオリオンを女神へーラの命令で刺し殺した大さそり、といわれています。

子供のころちょっと疑問に思ったのは、なぜ「さそり」座なのかということ。
さそり座もその一員である黄道十二星座の起源は古く、古代バビロニアの時代にはもうその姿が石碑などに刻まれています。のちにギリシャで星座の体系がまとめられるわけですが…
おひつじ座やおうし座、つまり羊や牛はわかります。野生にしろ家畜にしろ、ポピュラーで、かつ生活に必要な動物たちを星座にかたどったのだろうなと。
山羊も…獅子もまあ、不思議はありません。魚や蟹といった水生生物もまだわかるし、いて座・みずがめ座・ふたご座・おとめ座・てんびん座は、神話や伝説の登場人物たちです(おうし座・やぎ座・うお座も、神々が変身した姿ですが)。
そのなかで、なぜサソリ?

…という疑問が、子供心にありました。
日本に住む身にはなじみがないとはいえ、特徴的な姿をした砂漠の毒虫…ということでインパクトのある存在だったとは思うのですが、今でも少しだけ謎です。
星座や天文学について古代から発展した地域って、砂漠地方だったでしょうか…? それとも交易ルート?
詳しい方、よろしければご教授ください。


さそり座についてはいろいろと話題がありますが、長くなるのでいったん区切ります。

読んでくださった方、ありがとうございました♪

※後日追記

「星座や天文学について古代から発展した地域って、砂漠地方だったでしょうか…?」
エジプト、アラビア、メソポタミア…思い切り砂漠地帯ですね。
失礼いたしました。
地理の知識どうこう以前に、友人からの一言「…エジプトのピラミッド想像してみて?まわり砂漠じゃない?」で我に返りました。お恥ずかしい…。

【2014/03/17 22:02】 | 樹脂作品
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お久しぶりです。

…というか、前回の更新から期間があきすぎですね。
いつの間にか夏が過ぎ、すっかり涼しく(肌寒く?)なってしまいました。

夏が過ぎ、といえば、この夏ショックだったことがひとつ。
8月、天文に関する著書を多数世に出されていた村山定男さんが亡くなられたそうです。
子供のころ私の天文趣味のきっかけとなったのもこの方の本で、天体写真家の藤井旭さんとの共著『星座への招待』でした。
今でも大切に手元に置いてあります。(すっかりボロボロですが…)

心よりご冥福をお祈り申し上げます。





さて、のっけから暗い話題で申し訳ありません。

星のしずくシリーズのご紹介すらまだ途中ですが、今日はよりきらきらしたものを。


北斗&ツバーンⅣ トップのみ


北斗七星と、りゅう座の主星・ツバーンです。
北斗七星と並ぶなら北極星だろう、とか思ったのですが、北斗七星と北極星って意外と遠いんです。
そこでちょうどいい位置にあったのが、このツバーン。
約5000年前の「北極星」です。


北斗&ツバーンⅣ チェーン

北斗&ツバーン(G)Ⅱ・表紙


地軸の首振り運動(歳差運動)によって、時と共に移り変わっていく「北極星」。
エジプトのピラミッドには、ツバーンを眺められるよう絶妙な傾斜で掘られたトンネルを持つものもあります。
気の遠くなるような未来、再び「北極星」の座に返り咲く星です。
その頃には、現在とは少し違った星空になっているのでしょうが…。


いつも文章が長すぎると反省したので、今日は短めに。
読んでくださった方、ありがとうございました。






【2013/10/21 22:49】 | 樹脂作品
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星の作品に戻ります。


しし座チャーム・白背景

いて座チャーム・表紙


今までの「星のしずく」に比べるとかなり大振りな、「天窓の星」シリーズです。
しし座(上)といて座(下)。
円形の天窓から星をながめている、というイメージでつくっています。

どちらもわりと複雑な形ですが、大きいからか会心の出来に♪


しし座・トップのみ


まずはしし座。

こだわりポイントは、
・一等星レグルスをジルコニアで表現
・ふたつの2等星デネボラとアルギエバを、少し大きいパーツに
・二重星であるアルギエバに、金色ジルコニアの伴星
・アクセントの橄欖石
そしてなにより、「獅子の大鎌」!

…詰め込んだ感があります(^_^;)

獅子の頭部からレグルスにかけてのラインは「獅子の大鎌」とよばれ、洋の東西を問わず草刈り鎌に見立てられてきました。
このあたりを輻射点とする「しし座流星群」は有名です。
以前は2000年前後に大出現があったのですが、一晩中夜空を見上げていたにもかかわらず、ほとんど収穫なし。
首の痛みと寝不足だけが残った、切ない思い出です。

アクセントに添えた橄欖石は、8月の誕生石ペリドットの鉱物名です。
特に美しい物が宝石として扱われます。
こちらは宝石質のものではありませんが、きれいなので封入してみました。
そのままでは透けて背景に埋没してしまうので、パールホワイトの樹脂膜を敷いています。
影もはっきり映って、なかなかの出来になりました(自画自賛ですが)。


いて座チャーム・アップ


次はいて座。
色はシンプルに銀色と無色透明のパーツを使い、代わりに大きめのジルコニアで南斗六星を彩りました。
この南斗六星、北天の北斗七星にくらべると圧倒的にネームバリューは劣るのですが、こちらも整ったひしゃく型です。

いて座は天の川に重なって見え、地球から見て銀河の中心方向に当たるので、天の川の中でもひときわ星の濃い場所にあります。そのためこの南のひしゃくも、まるで天の川の星々を掬っているかのような印象です(ちょっと無粋なことを言えば、ひしゃくの柄のほうが天の川の中にあるので、取り落としたひしゃくが天の川にぽちゃん!という感じに個人的には見えています)。

星図では、となりのさそり座に矢を向ける半人半馬の賢者ケイローンの姿が描かれていますが、神話では特にさそり座とは関係がないようです。ケイローンは多才な大賢者で、ギリシャの数多くの英雄を育てますが、最期は教え子のひとりであるヘルクレスが誤って放った毒矢によって命を落とします。

中国では南斗六星が生を司る仙人で、死を司る北斗七星の仙人と話し合って人の寿命を決めている、という話があります。わりと有名なところでは、十九歳までしか生きられないと予言された青年の父親が、このふたりの仙人が碁を打っているところへ行って黙ったまま干し肉と酒でもてなし、南斗の仙人に息子の寿命の数字をひっくりかえして九十歳にしてもらった、とか。


またしても長くなってしまったので、今回はここまでで。
おつきあいくださった方、ありがとうございましたm(_ _)m

【2013/06/23 19:47】 | 樹脂作品
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